ganga makiの手仕事、冬支度

2025.10.25.土ー11.3.月祝

12:00-18:00 水曜定休

今年もモンスーンの恵みを受け、北インドでは植物がよく育ちました。

インド藍を収穫し、泥藍づくり、灰汁発酵や生葉染め、柘榴を重ねた秋の藍鼠、

茜音と蘇芳の赤、夜香木の黄と緑──

自然の色をヒマラヤウールやパシミナ、絹糸に映し、暮らしに寄り添う布と衣を、
一つひとつ丁寧に織り上げました。

真木テキスタイルスタジオ

真木千秋さんは一年のほとんどをインドのガンガ工房で過ごす。
ガンガ工房はガンジス川源流の近く。光射す場所で、芭蕉を育て、染料となる藍を育て、夜光木の花を集める。
蚕から糸を頂き、美しい布を織る。家族のような仲間たちと過ごす千秋さんはいつも笑顔だ。
遠いインドにいても、電話で話す声が弾んでいて、いつもいろいろなことを思いついては、楽しんで取り組んでいることが伝わってくる。
この頃は、大切に育てた若い仲間たちの、そのまた子供たちとの暮らしが楽しそうだ。笑顔がいい。
手仕事で紡ぎ、織られた絹布は、人の美しさを引き出す服やストールになる。
ヒマラヤの羊さんのウールは、軽いのに実に温かい。
今回は残念ながら、千秋さんは京都に在廊されないが、その前に一度会えそうだ。
千秋さんの元気を、僕から皆さんにお伝えしたい。
2025年10月5日  髙橋台一

29. 10月 2025 by STAFF
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