真砂三千代 冬衣

2025
12月6日(土)―12月21日(日)
12:00-18:00
10日(水)17日(水) 定休
作家在廊日
6日(土)  afaスタッフ望月さん
19日(金)20日(日) 真砂三千代さん

澄みわたる空と風が気持ち良い季節。冬を感じる
暖かなウール素材でアファの衣を作りました。
柔らかなタスマニアウールはブラウスを、
ヒゲウールではベストやパンツを、
今年は個性豊かな素材の衣を揃えました。
ライフアファ、茶衣と合わせてお楽しみ下さい。

真砂三千代さんとは、長い時間をかけて、生きてきた。
小田原だけでなく京都でも、世界で見落としてきた布たちをとり上げてはカタチにし、その季節に合うものを、感じとってきましたね。
この季節、夕方に染まった雲が、とてつもない時がある。
寺町の交差点から見る西の空の赤さに足を留める。
歳末の京都で、お待ちしています。
2025年11月20日 髙橋台一

28. 11月 2025 by STAFF
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華雪の書

2025.11.15.土ー11.30.日

12:00-18:00 水曜定休

作家在廊日

15日(土)16日(日)22日(土)23日(日)29日(土)30日(日)

15日(土) 15時より 華雪さんによる公開制作

お申し込みはお電話にて承ります

075-708-7067

華雪さんからさまざまな「花」が届きました。
はっきりとした筆の動きは徐々に紙に吸い込まれ、花はうつろい、消えていくようです。
沈み込んだ花をどうとらえていくかは、それぞれの人の感覚である。
それをどう伝えるのか、心の内では理解しているが、人に向け発信する言葉を僕は持たない。
墨への取り組みも含め、どんな変化を遂げていくのか、見続けて、心にふと落ちる感情を、一人一人に感じていただきたいと思います。
今回は、小田原から京都へと繋がる展示です。あなたは何処で秋を感じながら華雪さんの書を見ますか。
2025年10月13日  髙橋台一

11. 11月 2025 by STAFF
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ganga makiの手仕事、冬支度

2025.10.25.土ー11.3.月祝

12:00-18:00 水曜定休

今年もモンスーンの恵みを受け、北インドでは植物がよく育ちました。

インド藍を収穫し、泥藍づくり、灰汁発酵や生葉染め、柘榴を重ねた秋の藍鼠、

茜音と蘇芳の赤、夜香木の黄と緑──

自然の色をヒマラヤウールやパシミナ、絹糸に映し、暮らしに寄り添う布と衣を、
一つひとつ丁寧に織り上げました。

真木テキスタイルスタジオ

真木千秋さんは一年のほとんどをインドのガンガ工房で過ごす。
ガンガ工房はガンジス川源流の近く。光射す場所で、芭蕉を育て、染料となる藍を育て、夜光木の花を集める。
蚕から糸を頂き、美しい布を織る。家族のような仲間たちと過ごす千秋さんはいつも笑顔だ。
遠いインドにいても、電話で話す声が弾んでいて、いつもいろいろなことを思いついては、楽しんで取り組んでいることが伝わってくる。
この頃は、大切に育てた若い仲間たちの、そのまた子供たちとの暮らしが楽しそうだ。笑顔がいい。
手仕事で紡ぎ、織られた絹布は、人の美しさを引き出す服やストールになる。
ヒマラヤの羊さんのウールは、軽いのに実に温かい。
今回は残念ながら、千秋さんは京都に在廊されないが、その前に一度会えそうだ。
千秋さんの元気を、僕から皆さんにお伝えしたい。
2025年10月5日  髙橋台一

29. 10月 2025 by STAFF
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渡辺愛子展

信楽より風が吹く。

2025.10.11(土)ー10.19 (日)

12:00-18:00 15日(水)定休

作家在廊日 11日(土) 12日(日)

愛子さんの信楽は何か、特別というか、どのようにして生まれてくるのか。その人の手に充分に満たされて届くといったことなのでしょうか。土によってできたのも確かですし、この方の手の差し伸べ方で、生まれて来たといっても良いのかもしれませんが、窯への取り組みも大きなきっかけでしょう。
土を選び、自分の思いをカタチにして、窯を自在につかい、生まれてくるものへの祈りにちかいカタチをとり出してきています。
こんなことがあるのですね。愛子さんのなせる、やわらかさを特に感じます。それは僕が使っていて、気持ちが伝わってくる粉引の茶盌の良いところです。かけがえのないものだと思います。

2025年9月23日 髙橋台一

27. 9月 2025 by STAFF
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深澤彰文の白磁

025
9月19日(金)ー9月29(月) 

12:00-18:00
24日(水)定休
作家在廊日 19日(金)20日(土)21日(日)29日(月)

深澤彰文くんの白磁。
じっくり、白磁に挑んでいることでできたのですね。大きな口の花入が届きました。ふっくらとした形がなんとも言えない。立ちあがった花入も、すごく口のカタチがいいので見てもらいたい。
食器はなれてきて、コーヒーカップのいい形が産まれてきていますが、自分で手にとってみなくてはなりませんが、どうでしょう。ピッチャーはいいですね。ボウルも基本にもどってきたのでこれからは自由に深くするのか浅くするのか、挑んでいくと良いと思います。
お皿は自分の好味の形をつくる準備をしていくと形が変わっていくのではないのでしょうか。

2025年9月8日
うつわ菜の花 髙橋台一

12. 9月 2025 by STAFF
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白磁の食器と漆のお椀。

菜の花・京都小田原共通企画

ギャラリー京都寺町菜の花の会期

2025.8.15(金)ー9.15(月祝)

12:00-18:00 水曜定休

漆の器が気に入って、ほり出してきました。いろいろな種類、うなぎのどんぶりや重箱、
欅の碗や、汁物の椀たち。そして台皿になるスキッとしたものたち。そして表紙の白磁の
器たちも素敵。小物入れから茶碗蒸しやら深鉢やお湯呑みから箸置きまで揃います。よく
考えて、あわせてお買いくださっても良いです。うつわの楽しさがあります。あんまり、
こんなことしてこなかったので不思議です。小田原の暮らしの道具店には、漆の販売台の
すごいのが入ります。これも楽しみです。見に来てください。
2025年8月1日 髙橋台一

06. 8月 2025 by STAFF
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菜の花コレクション夏展

2025.7.27 sun-8.11 mon

12:00-18:00

水曜定休

20. 7月 2025 by STAFF
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藤井勘圿の絵

ギャラリー京都寺町菜の花でただ今開催中です

2025年7月5日(土)ー7月21日(月祝)

12:00‐18:00 水曜定休

藤井勘圿さんは、おもしろい。京都と小田原、年に2回やるので絵からおもしろさが伝わってくる。描かれる対象にもよるのですが、迫ってくるものがあるのですね。猿などは岩田山で、雨や雪の日でも、降っていても描かない由ではないので描き続けている。そして雨が降っていれば降ったなりに、雪にしてもそうなるのです。それが画像に出てくるのですね。そこがなにかを伝えているのでしょう。そして、蓮の花や椿の花や、バナナの花を描いても、その思いは出てくるのです。蓮の花のデッサンなぞはすごいものがあります。葉の葉脈まで一こま一こまが描かれて、一枚の葉ができ上がるのですね。それが構成されるのですが、それは単に並んでいるようで、そこに一本の花がひらくのですね。その描いているときの迫り方だと思うんです。違いがあると思います。勘圿さんにしか描けないものがあるのでしょう。そして迫ってくる。
その時に出会った人は、すごいものとして感じますね。そうやって作品は生まれてくるのですね。描いている現場には立ち合ってないですが、ひしひしと感じるものはあります。

2025.6.15 髙橋台一

17. 7月 2025 by STAFF
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